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2017-02-26

【コラム】薬になるお膳=春は身体に溜まった毒を出す=

◆春を全身で感じ取っていますか♪

こんにちは!
国際中医薬膳師 玲子です^^

春は、立春から始まり、
雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨までをいいます。

この時節は新芽や木々がぐんぐん伸びていくように、
私たちの心や身体も外へ上へと発散し始めます。

そういえば近頃、何か新しいことを始めたくなったり
活発に行動したくなるような・・
そんな氣がこみ上げてくるのを感じませんか^^

だとしたら、
春を全身で感じ取っている証拠かもしれませんね!

◆冬の間に溜め込んだ毒を出す!

春は、上昇する自然界の暖かい陽気と同時に、
冬の間に体内に溜まったものをデトックスする作用によって
肝臓の働きが活発になっていきます。

肝臓は”血”と深い関係があり、『頭に血がのぼる』というように、
春先にはイライラ、めまい、のぼせ、不眠、目の不調など、
上半身に異常が現れやすくなります。

また肝臓が弱り、デトックス作用が低下すると、
花粉症などのアレルギー症状をもたらす原因となります。

くしゃみや鼻水の他に、目や鼻の
かゆみが強いのが特徴です。

春の旬のものには苦味、香味の野菜が多く見受けられますが
これらは肝臓の亢進によるほてり、のぼせなどを鎮め
体内の於血(血の滞り)解消や解毒の作用があるものです。

なるほど、春には春の野菜を頂けば、次の季節を
健康に過ごすための心身を整えることができる・・

人間は自然の摂理によって生かされているということが
垣間みれる一面ですね^^

◆クレソンでデトックスしてみました♪

先日、実家で両親から「これなに?」と
謎の野菜を差し出されたのですが・・

一見、何か良く解らず(笑)

とりあえず、香りを嗅ぎ、生で食べてみたところ
アブラナ科かな?・・辛味がある。

植物に詳しい友人に、特徴と写メールをしてたずねてみると
「クレソン」では?との回答。(感謝!)

でも、良く見かける肉料理の添え物になっている姿とは異なり
葉がなんだか長細い・・??

しかし・・

これはクレソンに違いない!と信じて調理する事に!!

生食が主流のクレソン。別名オランダガラシ。旬は春!!

〈今回のクレソンの楽しみ方〉

・春菊の代用として鍋:
生のクレソンをそのまま鍋へ

・ピザパンの具:
生のクレソンを刻み、オリーブオイルと自然塩を混ぜペース状にする。
ケチャップと黒こしょうを食パンに塗り、
その上に、生の玉葱のみじん切りとクレソンペースト、
千切り人参、チーズをのせて焼く

・グラタンのソース:
玉葱のみじん切り、じゃがいもの角切りをバターで炒めたものを
ミルサーでペースト状にする。
鍋に上記クレソンペーストと豆乳を合わせて中火で加熱する。
とろみがでたら自然塩と胡椒で味を整える。

どれもこれも美味しくいただきました!!

今回、クレソンを色んな楽しみかたで美味しくいただき、
デトックスできたのも嬉しかったのですが

特に日頃離れて暮らしている
母親に喜んでもらえたことがとても嬉しかったですね^^

その後、山菜ガイドなどでクレソンを調べてみると
開花時期に近づくほど、葉の形状は長細くなるようでした。

春は、身体に溜まった毒を出すことを助けてくれる
山菜も豊富な時節。

来月あたりから、近所の山へ
山菜採りに繰り出したくなりました♪

三寒四温を繰り返しながら春に一歩一歩ちかづく。

そんな節目の時期、みなさまお身体ご自愛くださいね^^

 

国際中医薬膳師 河内玲子


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