2016-10-13

【ひとり言】いのちの服「うさと」…着て楽。着けて楽。

こんにちは☆内田登代紀です。
すっかり秋色の空になってきましたね。
今日は布ナプキン『うふふわ。』とコラボさせていただいている、『うさと』の話。

いのちの服うさと

『うさと』という名前は、いのちの服の名前（ブランド）です。
その服の端切れを利用して、約２年前からわたしたちは布ナプキンを制作させて頂いているんですが…

わたしがよく着ている、この服です。

夏は涼しく、冬は暖かい…
着心地は最高な肌触りで、締め付けのないフォルム。
ナチュラル～で、ちょっと田舎っぽい？という感じがするものも確かにありますが…実は！

デザインがちょっと斬新なものも多くあって、ファッション的にかなり「楽しむ」ことができるんです。
わたしは、どちらかと言うとうさとの中では、【ノーマル】なものを好んで着ていますが、
すごくおしゃれさんのコーディネートによっては…本当にとっても素敵に着こなせるものなんですよ。

たとえば…
中に着たり外に着たりはもちろん…
前後反対に着たり、
上下逆さまに着たり、
ボトムでもトップでも着れたり、
あるいは…紐やボタンが色んな不思議なところに付いていてそれを
「え？ここに！？」ってびっくりするようなところで繋げて
意外なカタチに変わったり…

とにかく、楽しい。わけです…！！

この、うふふわ。のインタビューに答えて下さった山㟢さんが着ているのも「うさと」です♪
山㟢さんは本当にセンスがいいから…いつも本当に密かに着こなしの勉強にさせてもらってます～

ちなみに山㟢さんのインタビューはこちら＞＞＞

自由なインスピレーションで創造される布

「うさと」の生地の生産は、タイ・ラオスの女性たちによって
オーガニックの綿や麻やシルクを、手紬ぎ・手染め・手織りしているので、
本当に丹精込めて、時間をかけて作られた貴重な布地です。

なんとね、日本からは「どの生地をどれだけ、いつまでに作ってください」
という注文は…一切しないそうなんですよ…！

そもそも「うさと」という会社そのものがちょっと未来型の会社で…その様子については過去記事をご覧ください。
『うさと』ちょっと風変わりな会社のこと＞＞＞

だから、職人さんたちは、自由に…制作できる時に、
「この布は、夜空の月をイメージして…」といったようにそれぞれのもつ感性、
その時その時の気持ちやインスピレーションで、一反一反を織っていくので…
そのほとんどが、一点もの。

そして、その織りあがった布をみて…

さとううさぶろうさん
という世界的有名な日本人デザイナーであり、この「うさと」の創始者が、
「この布は…何になりたいの？どうなりたいの？？」
って尋ねながら…服のデザインをしてくとのこと。。
また、数字のバランスも考えられていて、３の倍数の寸法でパターンを作られているのだそうですよ。

そうやって“いのち”として生まれたこの
「うさと」の服を着ているとね…
なんだか…とっても「守られている」感覚があります。

「そうか…服って、本来こうなんだ…」って感覚的に原点に返れるような…。

理論的にいうならば…、
薬草染めの…皮膚からも吸収する癒しの効果もあるし、
寒さ・暑さ・菌や虫や植物…さまざまな外界と接触することから身を守るという服の元々の役割。

そして、守られながら、その中の肉体…呼吸は楽に。
気持ちが落ち着く柔らかい触感。
だから、
わたしは、特に遠方への出張（新幹線や飛行機の移動）や、人の前で講演をするときなど…
大抵はこの『うさと』を身にまとうようにしています。
その方が、楽なんです。
疲れ方や、身体の力の抜け方が…違うんですよね～。