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2016-11-25

【コラム】体質だからしょうがない!?生理から見えてくる、体質改善策(4)血が足りないさん

黒髪和装

意識的に血を補っていますか?

こんにちは!
国際中医薬膳師 玲子です^^

昨年の6月に切迫流産を体験し、血が足りないってこういうこと?!と
思い知らされてからというものの、個人的にはかなり意識をしている症状の一つです。

さてさて、前回より・・・

1)寒がりさん>>>
2)暑がりさん>>>
3)血が足りないさん
4)氣が足りないさん
5)血が滞ったさん
6)氣が滞ったさん

これらの【6つの体質さん】についてお伝えしておりますが

今回は【血が足りないさん】についての体質改善策ポイントのお話です!

このような症状がありませんか?

〈【血が足りないさん】の主な症状〉

●生理が大幅に遅れる
●生理の経血量が少ない
●貧血になりやすい、めまいが起こりやすい
●肌が荒れやすい、顔色が悪い、小じわが氣になる
●髪に艶がない、枝毛になりやすい

これらの症状に心当たりがあったら、

【血が足りないさん体質】である
ということを、まず自覚することが大切です。

 

遅寝、目の酷使はタブー!

【血が足りないさん】が生理期間に氣をつけたいことは

●できるだけ、12時までに寝て睡眠時間をしっかり確保
●就寝前に目が疲れることは極力さける
●夜遅くまで仕事や勉強など頭を使わない

夜中に起きていると、血を消耗するので、遅寝はタブーです!
できるだけ、12時までには眠るように心がけましょう。

【血が足りないさん】は、たくさん眠っても
実はよく眠れておらず、夜中に起きている状態である傾向があるので
しっかり身体が休まりません。

また、目を酷使することも血を消耗させます。
特に就寝前にパソコンやモバイルを長時間使ったり                        DVDやテレビゲームなど、テレビの見すぎにはご注意を。

脳を使うことも血を消耗させます!!
生理中から生理後にかけて1週間ほどは出血による
血の消耗が激しいので、この時期は集中して
睡眠と血を補う食事をしましょう☆

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血を補う食事で消耗を防ごう!

〈【血が足りないさん】にオススメの食べ物〉

●なつめ、プルーン、ブルーベリー、いちじく、枸杞の実などの
ドライフルーツ
●くるみ、松の実、ピーナッツ、アーモンドなどの
ナッツ類
●黒胡麻、黒豆、ひじき、桑の実などの
黒い食べ物
●ニラやレバーなど
血液の素になる野菜や肉類

生理中は努めて血を補う食事をとるようにしましょう。
中国の女性の多くは、生理中は食事に氣をつかうように
親から教えられているのだとか。

日中、起きていられない
まともに歩けない
まともな思考ができない

子宮等内臓や皮膚が下がる
精神不安定・・・

など、切迫流産の体験から肉体的・精神的に
どのように回復できるかということを考えながら
中医学を学んでいた日々を思い出します^^

結局、元々【血が足りないさん】である私に必要だったのは
まさに、血になる食べ物と睡眠!

豪快に枸杞の実をジュースにして毎日飲んだり、
異様に欲する胡桃やカシューナッツを毎日食べたり
(木の実はカロリーも高いので食べ過ぎに注意です)
黒豆をスパイシーに煮て食べたり・・・

そして、「ニラレバ」結構食べました!

以臓補臓という言葉があるように
即効性があるのは、
肉?!である、と実感しましたね。

(ただし、大量生産、大量流通の肉類は選びません。)

また、睡眠に勝るものはない、と言われるのも頷けました☆
それまで、習慣になかった昼寝も氣力体力の回復に功をなしたのです。

眠くても「がんばれてしまう」私でも、
さすがにこの期間は、強制的に眠くなり
身体の自助作用が働いていることを実感できました!

ちなみに中医学では、
氣が血を全身へ運んでくれるという考え方をします^^

睡眠で氣を補い、食べ物で血を補いましょう!!

食べ物や生活習慣については、
普段から氣をつけるにこしたことはないのですが

まずは、せめて生理期間だけでも!

生活習慣が体質を変えていきます。しっかり自分を中心に考え、
自分を大切にしてあげてくださいね!!

次回は【氣が足りないさん】です☆

国際中医薬膳師 河内玲子

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