【コラム】体質だからしょうがない!?生理から見えてくる、体質改善策(1)
あなたの[生理]、一度点検してみませんか♪
こんにちは!
国際中医薬膳師の玲子です^^
周期的に訪れる、生理。
生理の様々な症状が「あたりまえ」になりすぎて、特段疑問に感じることもなく
「こんなものだ」「仕方がない」「体質だから・・・」と、頭から思い込んでしまって
【自分の心身と向き合うこと】を忘れていませんか。
ましてや、症状が重い場合、自分の心身と向き合うどころか、薬などの対処療法でやり過ごしたりすることもあるかもしれません。
「あたりまえ」と思っている今の状態を点検して、「生理」の周期を心穏やかに過ごすことができれば「あたりまえ」が「あたりまえ」でなくなり、「体質」すら変えることだって不可能ではないですよ☆
「健康な生理」とは?
まずは、あなたの生理を点検してみましょう!
◆周期・日数◆
チェックポイント: 規則正しいものが【変化】している?!
生理周期の理想は28日。(7の4倍)個人差はありますが、一定の規則正しい周期で生理がきていれば問題なし。
しかし、28日が32日に変わったり、32日が28日、25日と短くなっているなどの【変化】があると要注目!
〈中医学的視点〉
・徐々に長くなる・・・瘀血・寒邪の可能性あり(出血がだらだら続く・・・瘀血)
・徐々に短くなる・・・氣虚・熱邪の可能性あり(出血が短くなる・・・血虚)
◆生理痛◆
チェックポイント: 痛みはないのが【正常】です!
中医学的には生理中は「痛みがない」のが本来のあり方。
下腹部あたりが重い、だるいという程度ならありえますが、強い痛みがある場合は異常のサイン。要注目!
〈中医学的視点〉
・生理が始まって出血が多く、痛みがきつい・・・瘀血の可能性あり
・冷えると痛みが極端にひどい・・・寒邪の可能性あり
・生理前のむくみ、イライラ・・・黄体ホルモンと卵胞ホルモンのバランスの乱れの可能性あり
◆経血の量・色◆
チェックポイント: 多すぎず、鮮やかな赤い色
経血の量は、西洋医学では平均50mlという表現がされますが、個人差はあります。
中医学では経験的な目安を大切に考えます。
〈中医学的視点〉
・日中、夜間、何度も取り替えないといられない・・・寒邪・瘀血の可能性あり
経血の色は、鮮やかな赤、かつ、糸を引いたり、粘りや塊がないことが大切です。
〈中医学的視点〉
・色が薄い・・・血虚・氣虚の可能性あり
・くすんで粘りや塊がある・・・瘀血・寒邪の可能性あり
※更年期が近づくと一般的には経血量は少なくなります。
いかがでしたか?
今まで「あたりまえだ」とやり過ごしていた症状も、こうやって客観的にみてみると、
「改善する方法が何かあるのではないか?」という新たな発想が芽生えてきませんか^^
今回は症状に対して、考えられる可能性のみ簡単にお伝えしました。その中に登場した瘀血、氣虚、血虚、熱邪、寒邪など中医学的な聞き慣れない表現については、
次回、症状別☆体質改善アドバイスで、もう一歩踏み込んでお伝えしていきますね。まずは、症状には必ずなんらかの原因がどこかにあるということを意識してみてくださいね。
ここ数日の間に、朝晩かなり冷えて参りました。
冷えによる生理痛のある可能性のあるかたは、早めに足元から暖かすぎてもいいくらいの装いでお過ごしくださいね。
もう、湯たんぽも登場させてもいいくらいですよ〜!早めの対処が肝心要、です^^
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