【ひとり言】福を呼ぶ服?いのちの服「うさと」
こんにちは。内田登代紀です。
使い捨てない服
実はわたし…普段から「新しい服」を買うことってめったにないんです。
新しい服を買う必要が、正直、感じられないから…。
日本では、物がとても溢れています。ありとあらゆる物で満ちている。
とても豊かなこと。有り難いことですよね。
わたしが着てる服のほとんどは、古着です。
古着で、十分なんです。(※上のプロフ写真も、古着です。暴露)
春夏秋冬どの季節のものも、とても可愛いものがあるし、ぴったりなサイズの服も、探せば、ちゃんとありますから。
でもね。それって、単純に、もったいない精神・ケチだからじゃないんですよ。笑
商業生産の裏側で…新しく安い服を大量に生産するために…、他の国で薬剤の被害に遭っている人たちや、過酷な労働を強いられる子どもたちが大勢いることを考えてみたことがありますか?
わたしたちが便利で快適な生活を送るためだけじゃなくて、更に…その上の欲
「可愛い服を、色々な服を毎日、いつでも、安く、たくさん買いたい!」という欲求がそうさせている現実があります。
いのちのかたまりのような服
でも、そんなわたしも唯一、新品の服を買うことがあります。
それが、布ナプキン『うふふわ。』ともコラボさせていただいている、
いのちの服【うさと】。
女性たちが、ナチュラルのコットンなどを手で紡いで撚り、草木で染めて、はた織り機で一反一反丁寧に織られた布です。
過酷な労働ではなく、子育てをしながら女性たちの自由なインスピレーションで創作する布を使って、縫われた「いのちのかたまりの様な」服。
タイなどでの農村に元々あった織りの技術の伝承が途絶える寸前に、“さとううさぶろう” という日本人デザイナーの創始者が、この希少な布で服をデザインし、日本で展示販売するという仕組みをつくりました。
あなたは、服を擦り切れるほど着ることがありますか?
先日、わたしが昔(6年以上前)に買ったうさとの服が…擦り切れてしまいました。
ちょうどお尻のところだったの(笑)
だから、つぎはぎを充てるにもちょっと…と思って、もう寝間着にすることにしました。
着れば着るほどやわらかくなるので、寝具にはもってこいです。
…あなたは、服を擦り切れるほど着ることがありますか?
これは、うさとのスタッフさんから聞いた小話なのですが…
タイ現地でこの服を制作されている方から、こう言われたことがあるのだそう。
「日本では、そんなに服が必要なのか? 大丈夫なのか??」と。
もともとは…人間は、
暑さ・寒さ、そして外界から身を守るためにまとった「服」。
草木で染めて薬効効果としての意味もあったそうなのですが、
いつからか日本の「服」とは、ファッション(見た目)だけのもの・あるいはユニフォームのような存在になってしまっていますよね…。
この服は
誰が?
どんな想いで?
どうやって作られたのか?
何を大切にされて売られているのか?
わたしたちは、そんな色々なことを考えてみることや、感じてみること、想像してみることをすっかり忘れてしまって、目先の得感で「とりあえず買う」癖がついてしまっています。
「とりあえず」の物を買ったりし続けると、自分の生き方そのものが「とりあえず」の人生になる
…なんて言葉をどこかで聞いたことがありますが、ちょっと納得です。
一方、この…いのちの服『うさと』を着ていると、どうなるかというと…
不思議と、
リラックスができたり、
なんだか元気が湧いてきたり。
いいことが起きたり♪(福を呼ぶ服だね!)
だから、わたしは大切な講演のときや、新幹線・飛行機に乗るような出張など…疲れそうなときなどは、必ず『うさと』を着ています。
お守り服ですね♪
お守り服に、お守りのお座布団(布ナプキン)♪笑
しかも、うさとの服は、デザインも、とっても面白いんですよ。
遊び心をくすぐられます。
組み合わせによっては、トップがボトムにも使えたり、前後ろに着たり、上下逆さまにして着れちゃうようなものもあって、自由に楽しめるものも多いんです。
着る人によって「その人の“うさと”になる」ということ。
一反一反手織りされているので、ほぼ一点もの。自分のサイズにピッタリなものに必ず出逢えるとは限りません。
でも、だからこそ、ときめくものに出逢えたときには…喜びも、ひとしおです。
もちろん、そんな出逢いをした服は、何度も着ます。大切に着ます。
暑い日も寒い日も、外でも中でも、いろんなシーンで使えるから…擦り切れてしまうほど着るんですね。
そう。…カンタンには、捨てられないんです。
本来、服って…簡単に捨てる物ではなかったはず…。
いつからか変わってしまった、わたしたちの常識が、世界の常識ではない。
わたしの「大切な服」と共に暮らす生活って、ちょっと素敵じゃないですか?
あなたのおうちの近くでも、全国で【うさと展】が行われています。
ぜひ、試着してみてくださいね。
この希少な布の端切れを使った、布ナプキン『うふふわ。』たちも、
あなたと出逢える日をお待ちしています。心から
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