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2022-05-30

5/30【ゴミセロの日】特殊メガネをかけて「ナプキン」コーナーにいこう

こんにちは。フェムケアお伝え係の内田登代紀です。

今日、5月30日は、
「ご(5)み(3)ゼロ(0)」の語呂合わせで「ごみゼロの日」に定められています。「530(ごみゼロ)運動」は、1970年代に愛知県豊橋市の山岳会会長・夏目久男さんの呼びかけで始まり、その後、官民一体の活動となって全国に広まりました。1993年には厚生省(現・厚生労働省)が5月30日を初日とする「ごみ減量化推進週間」を正式に制定。現在は5月30日~6月5日(環境の日)を「ごみ減量・リサイクル推進週間」として、 3Rの推進運動、不法投棄監視パトロールなどが全国各地で行われています。

参照:環境省HP>>>

この間、中学校でお話をした時にも、
中学生たちに提案したことなんですが…

「今度、ドラッグストアなど量販店に行ったときに、一度メガネをかけてみて!」

どんなメガネというと…

普通の、視力が弱い人が良く見えるメガネではなく、

「これ、使った後…どうなる?」
ということを、想像することができるメガネです。

 

「使った後…どうなる?」が見えるメガネ

 

特に、ドラッグストアや量販店の中に
所狭しと並んでいる「ナプキン」の…棚、棚、棚!

小さなものから大容量の物まで、カラフルに様々な種類が並んでいます。


(パンデミックの影響や心理的恐怖感から一時期その大量の商品がガラ~ンとなくなったことがありましたね)

以前は、ナプキンコーナーに、
ちょっとだけ「尿モレ」用品コーナーがありましたが、


ここ4~5年くらいの間に、どこのドラッグストアにも
軽失禁だけのコーナーが新設されました。
(それだけ、よく売れているということ)

それと別に、赤ちゃんのオムツコーナーの棚

更に、大人の介護オムツコーナーの棚。

その他にも、
洗剤類…洗濯洗剤、台所用洗剤、お風呂用洗剤、フローリング用洗剤、トイレ用洗剤、
紙類…ティッシュペーパー、トイレットペーパーなどなど

わたしたちは「ゴミになるもの」を買っている

 

その特殊なメガネをかけて見渡せば、


買って、使った後は…
「ゴミになる」ものが、売られていることに気付きます。

わたしが言いたいのは


消費する製品そのものが「悪い」とか
「使うべきでない」

ということではありません。

(わたし自身もトイレットペーパーなど、もちろん使います!)

ただ、これは「ゴミになる」ものを買っているんだ、
という意識をもって買うこと。


その意識がこれからのSDGs時代には大切なのでは?と思うのです。

わたしが布ナプキンを使うようになって、
明らかに変わったことは、


「使ったら捨てる」のが当たり前…
生理は「できれば、見たくも触りたくもない」


という思い込みの思考パターンから
一歩、外れることができたことです。

そして、さらにすごいのが、


「生理はつらいもの・面倒なもの」という思い込みも、徐々に覆っていくという点。

むしろ、ダストボックスがないトイレの空間が
スッキリ爽快、気持ちよく
身体も心も楽な…


「お姫さまの日」として過ごせるように♪

これは、ずいぶんな変化だと思いませんか?


…わたしの中では、とても革新的なことでした。

楽をしながら、トイレの神様が喜ぶ

布ナプキン、が洗うのが面倒そう…なんて思っている方、
それ、たぶん誤解です。

 

ちょっとだけチャレンジしたけど、
続かなかった方。

もしかしたら、洗い方が…面倒なやり方してたのかも?


(超かんたんな洗い方は、無料オンライン講座でも教えてます)

 

トイレという、神さまが、宿るところで♪
ゴミを溜めないスッキリ快適な空間は…
とっても気持ちがいい。

 



あの、匂うゴミを捨てるプチストレスは…
しなくなってから「ストレス」だったんだなぁと気付かされるものです。

 



しかも毎月、買いに行かなくて、いいんですよ!?
「ゴミになるもの」を…。

 



…どうして?
みんな使えば楽なのに…
と、いまだに使わない方のことが不思議でならないくらい(笑)

 



と思っていたら、
けっこう布ナプキンのユーザーさんたちも思ってくれているみたいで

 

 

(嬉しい!涙)とても有難いです。感謝

女性用のリーユースして使う
布製のナプキンのメーカー「うふふわ。」をはじめて
今年度で14年目。

この尊いお仕事をさせていただきながら、
ひとつ気づいたことがあります。

それは、わたしたちは、ほんとうは…
「布ナプキンを売っているわけではない」ということ。

「布ナプキンを使うという体験」そのライフスタイルを、
提案してきたということです。

 

これからも、女性たちの幸せのために。
子どもたちのためにも。

 


布ナプキンという選択、伝え続けていきたいと思います。



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