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2017-04-27

【ひとり言】うふふわ。ヒストリー④

今の『うふふわ。』が生まれるまで・現在のように全国の皆さんへ商品を届けられるようになった過程について、わたし(内田登代紀)が歩んできたヒストリーを少しずつ綴っています。

前回までのヒストリー
●ヒストリー①「生理が大嫌いだった女が、布ナプキン屋になったワケ」>>>
●ヒストリー②「知識・技術・お金・商業人脈なしの単なる主婦が初めてのプチ起業」>>>
●ヒストリー③「リニューアルと、内田登代紀の暗黒時代」>>>

自分たちが使いたい布ナプキンを

完全に…消費者目線・主婦目線で作っちゃった

いやはや、本当にごめんなさい。
ヒストリー③まで綴って…、わたしったら、すっかり続きを書くのを忘れておりました。笑
こんなマヌケなわたしですが…、今日も元気に我が娘たち(うふふわ。)を連れて、販売しています。

どこまで話が行ったんだっけかなぁ?と振り返ると、ナントまだ『うふふわ。』が完成する前までしか書いてないじゃあないですかーっ!
もう…本当にすみません。

何しろ、8年くらい前の話。忘れてしまっていたり、話が前後するかもしれませんが…とにかく思い出す範囲で書いていきましょう!

自分を大切にすること・周囲の優しさや有り難さなどを感じながら、回復したわたしは、改めて新しい布ナプキンのプロデュースに励みはじめました。

今治タオルとの出会い…そして
思いがけず、デザイナーの波瑠香さんからオリジナルテキスタイルの提案を受け…とっても大人可愛くて意味のある(やさしい花言葉の花がモチーフに散りばめられている)ものができそうでしたが…

パターン(型紙)や構造についても、色々こだわりました。
実は、元の布ナプキンは「レギュラー」「ライナー」の2種しかなかったんです。どちらにも防水布が入っているもので。

布ナプキンの職人(最初は1人からだったんですが、当時数人くらいに増やして。)たちで意見を出し合い、サンプルでモニタリングを続け…
従来のレギュラーとライナーの中間のサイズを「スリム」として作り、レギュラー・スリムの2種には防水布を入れることに。

そして、おりもの用は、やはり通気性がよいものがいいよね!ということで…
「ライナー」には防水布なしのタイプを別に作ります。

そして、夜用はどうする?となったときに…
「布ナプキンを使っていると、夜用って…要らなくなる人が多いよねっ」という理由で、あえて夜用は作らないことになりました。

余談ですが…↑これ、本当の話です!
夜は寝ている間は子宮はあまり活動していないのです。だから夜は本来は出ないハズ…このことについて詳しくは、こちらのコラムをどうぞ>>>

その代わり…「フリー」というハンカチのタイプを、折りたたんで、多いときや夜用として、「レギュラー」の上に置いて使うことを提案しよう!
ということになりました。

今考えると…やっぱり、まだまだ消費者目線でしたね~;
(甘い甘い。ビジネス的に考えれば、夜用を作っても良かったものですが…)
「夜用は月に1度ぐらいしか出番がないし(布ナプキンは翌日はお洗濯されるので)もったいないよね~」
なーんて自分たちの感覚で、商品作りしてしまっているなんて。笑

…まあ、でもね、結果それでいいんです。正直者なんです。
自分が「本当に良い!」と納得したことしか、心から人におすすめできませんから…!今でも後悔はありません。それより、後には、もっと素敵なものをつくっちゃいましたしね!(←リーフのこと♪)

という訳で、リニューアルスタート当時のサイズは「レギュラー」「スリム」「ライナー」「フリー」の4種。
構造についても、本当にモニタリングでチェックすべき点が多くて大変だったことを覚えています。

副産物の豆知識


モレないか?幅の大きさ、ホックの位置、長さ、厚み・アウターに響くか?
などなど…かなり細かい項目をクリアして、構造を考えデザインした形。

ちなみに、商品を開発していると、面白い発見もたくさんありました。例えば
一番小さな「ライナー」のときに
いつも前の方が汚れるから「後ろ側に、もっと長いほうがいい」と言う意見の人と
いつも後ろの方が汚れるから「前側に、もっと長いほうがいい」と言う意見…
真逆の人たちがいたということ。
これは…!(笑)
膣の位置が「前つき」「後ろつき」と、わたしが思っていたよりも意外に大きく異なるのだなぁ、ということを知りました。

女性はみんな、(看護師さんなどでない限り普通は、)自分ひとりの膣しか知りませんからね…;
自分の位置が「当たり前」だと思っていますが、実はかなり!個人差があるんですね。

それでも、ライナーは普段から使うタイプになるので…、できる限り!コンパクトなものがいい…ということで
極限小さくて、でも人それぞれの位置にギリギリ対応できる長さ、それが今の『うふふわ。』ライナーの、あの長さなのです。

(余談ですが…、それでも、どうしても前後へのズレが気になる!という方が、もしいらっしゃいましたら、いつも通りホックでショーツに装着後、「膣」側に挟むようにして着けて使ってみられてください。ズレなくなります。)

こんなところに「密かな」楽しみの演出…!

 

この今でも採用しているパッケージも…、柄布を描いてくれたデザイナー波瑠香さんの力作。

『うふふわ。』のパッケージ表面はトレーシングペーパーが中に入っていて少しボケて見えますよね。(うーん、写真が悪くて中身がよく見えないんですが…;実際はもっと可愛いんです!)
なぜ、わざわざトレぺを入れたのかわかりますか…?

ヒントは…お風呂です。

実はお風呂の「擦りガラス」「ぼかし」のイメージなんです~。

この布ナプキンのコンセプトは…
【女の子の密かな楽しみ】

単なる楽しみではありません、「密かな」なんです。
透明のビニール袋にバーンと入っているよりも…少し恥じらいを加えて
女性の「密かな」感を出しているのです。

実は…この「密かな」のコンセプトは、『うふふわ。』というネーミングにも込められています。

女性が笑うとき…
楽しくて大笑いする時は、「ワハハハ!」「キャハハ!」「ガハハ」かも?笑

でも、「密かな」笑いのとき…何かちょっと嬉しいことがあったときは「うふふ♪」でしょう…?

その密かに、こっそり楽しんでる、「うふふ」の笑いと…
オーガニック・今治タオルの「ふわふわ」のかけ言葉の、造語なんです。
(後に商標登録されます)

そして、「うふふわ」だけよりも、デザイン的に座りよく、句点「。」を付けましたが、
実はこの「にも、女性の丸さ、平和、循環、空、縁、子宮、地球、間…などの意味が込められています。

あぁ…。
実際には、ここに書ききれないくらい思考錯誤して、時間と手間と…アイデアを出し、色々な人の手が加わって創ってきたんですが…
こうして、振り返って書いていくと…
一体どんだけこだわって創ってきたんだ!?と呆れられてしまいそうですね。

でも、何かを創りだすときは、ほんとうに大変で必死だけれど、やっぱり希望に満ちていて、振り返ればやっぱり楽しかったと思います。

まさに「生み出す」ようにして生まれてきたので、我が娘たちのような存在に可愛く思えて仕方がないのです。笑
こうしてついに…『うふふわ。』は愛情いっぱいに生まれました…!

ほんとうに有り難いことに、
この『うふふわ。』にリニューアルして、随分と取扱店舗も増えてきました。
新しいオリジナルの商品を持ち、ホクホクした気持ちで、とっても希望に満ちていましたね。
身近なお客様からの反応も良く「みんなに喜んでいただけている」と嬉しかったんです。

しかし…

その後、間もなくして1人のお客様からクレームが来ることになるなんて、その時には想像してもいませんでした。

うふふわ。ヒストリー⑤「気づきを与えてくれた一件のクレーム」へつづく…

前回までのヒストリー↓↓
●ヒストリー①「生理が大嫌いだった女が、布ナプキン屋になったワケ」>>>
●ヒストリー②「知識・技術・お金・商業人脈なしの単なる主婦が初めてのプチ起業」>>>
●ヒストリー③「リニューアルと、内田登代紀の暗黒時代」>>>


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