なぜ、お寺で「うさと展」を開くのか?
こんにちは。フェムケア専門家の内田登代紀です。
わたしがうさとの服のコーディネーターとして展示会を開催はじめて約2年が経ちました。
そのいずれも福岡県宗像市にある鎮国寺さん(一度だけ去年の2月に福岡市内にある有名な神社、箱崎宮さん)で開催させていただいてます。
鎮国寺さんは、弘法大師が中国から帰朝して開基したと伝えられるお寺。もとは宗像大社の神宮寺。
なぜ、うさとの服の展示会を、社寺仏閣を開催地としてさせていただいているのか?
今日はそのことをお話させていただきたいと思います。
もちろん一つは単純にご住職とご縁があったから…ではあるのですが
じつは、それだけれはありません。
お寺や神社といった精神世界の空間では、ひとは
「心が裸になりやすい」のでは、と思ったからです。
オトナになると、いろんなことがわかる分、どこか自分の本心と違うことを言ったり、行動したり…。
子どもや夫や職場の人たち…周りの他者に合わせることが上手になりますよね。
それは、きっと、もともと優しい性格の人ほど。
自分以外の方を優先させて、周りへ気を配って、自分のことは後回しになりがちではありませんか?
ふと気づくと、けっこう無理をしていたり。
あまりにも、それがつづいてしまうと
「わたし」の本音すら、よくわからなくなってしまうことも。
それって、まるで自分の好みとは全く関係なく周囲のカラーに合わせて、
着たくもない服を、常にまとっているようなもの。
でも、何か神聖なものを前にしたり、自然ゆたかな整えられた環境に身を置いて、心を静かに内観するような時間がもてたとき。
ふと…ほんとうの気持ちに向き合えた、という経験はりませんか?
こちらの広いお堂が「護摩堂」。波切不動尊さまが祀られています。
豊かな自然が護られ、きちんと手入れされ整えられた空間に身を置いたときに、心は「裸」になれる。
うさとの服はそんなまっさらな状態で選ぶと…
いま自分にほんとうに必要なものが、自然とわかって
「迷う」ということが少なくなってくると思います。
鎮国寺の本堂は、奥のほうにある小さなお堂です。宗像大社の三女神が仏になられたお姿(大日如来・釈迦如来・薬師如来)、そして織幡神社の神様(如意輪観世音)・許斐山の神様(阿弥陀如来)が祀られています。そして、作務衣&パーカーでも風格ある立部住職!
うさとの展示会の会場は、駐車場から入ってすぐの庫裏の和室で行われます。
会場は、このような「のぼり」をあげているのですぐ分かると思います
なので、直接会場へスッと入って来られる方も多いのですが…
できれば今、見ごろの「梅」を愛でて自然に触れたり、
護摩堂と、本堂(奥のほうにある小堂が本堂)をお参りされてから
心を裸にした状態で(笑)ご来場されることを、強くおすすめします。
次回、『しあわせの服うさと展』は3月7日から9日まで。
うさと展 詳細はこちら>>>
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