2017-08-12

【コラム】膣キュン＆生理の出し方レッスン③

膣キュン＆生理の出し方レッスン③

こんにちは内田登代紀です。
「おんなのこスキル」ＵＰのレッスンを
３回に分けて綴っています。

生理（月経）の出し方と、膣キュンの
トレーニング方法を伝授します☆

ぜひ参考にされて、おんなのこスキル
を身につけてみてくださいね！

前回までの記事
●レッスン①ちゃんと緩められる身体づくり♪骨盤ラブラブ体操＞＞＞
●レッスン②生理をしっかり出しきる具体的な方法☆＞＞＞

今回は、３ステップの最後です。

膣を引き締めるには…！

生理は訓練すればある程度トイレで
ちゃんと排泄できるようになります。

そのための体づくりで、まずは緩められること
それから、「出し方」もお伝えして参りました。

そしていよいよ、
今回は膣の引き締め方について
お伝えしたいと思います。

その前にまず…
身体の内側にあるものなので、見ることは
できませんが、あなたの膣付近の構造が
一体どのようになっているのか…できるだけ
“明確にイメージ”
をしていただきたいと思います。

しかし…
ガッカリされるかもしれませんが、
実をいうと、「膣」そのものには
「筋肉」はありません。

ですから、膣自体がギュッと引き締まったり
ゆるんだりするわけではないのです。

では、どうやって膣キュンするのか？というと…
膣の周りの筋肉を使っていきます。

表層には「尿生殖隔膜」とよばれる
（浅会陰横筋、深会陰横筋、尿道括約筋など）
の筋肉があり、そこを引き締める練習をしますが、

それに慣れてくると
中層の筋肉である「骨盤隔膜」
（恥骨直腸筋など）にも効かせていくメゾット
になります。

表層の筋肉は、このように、

尿道と膣で一回り、肛門で一回りというように
筋肉と筋肉が結ばる場所があります。

その部分が「会陰」なのですが、そこが
他の部分よりも強く引き締まる筋肉ですので

なんとなく膣は、力を入れると、
左右に閉じるように引き締まる気がするかも
しれませんが、実はそうではなく
後ろから前に向けて、引き締まります。

膣に指を入れた状態で引き締めてみれば、
それが一番ダイレクトにわかることですね!

自分の身体(しかも一番大切な場所！)です。
よくよく見て触って感じてみましょう…♪

中層の筋肉は、このように
臓器を支えるように縦に付いています。

ここの筋肉にも効かせていくことを意識して
膣キュン体操を行ってみましょう！

膣キュン体操

① 背筋を真っすぐ座ります。
(反り腰にならないように)
※立っていても・寝ていてもいつでもどこでも
できる体操です！

② 膣をキュンと７回連続して引き締めます。
このとき、大きく息を吸って、「キュン」と
言いながら(息を吐きながら)引き締めます。

もし、膣を引き締める感覚がわからなかったら、
最初のうちは肛門を締める感じからでもOK。

慣れてきたら、尿道を引き締めるつもりで
やってみられてください。

③ 最後の７回が終わったら息を吐き切り、
膣は引き締めたまま、息を吸います。

吸っている間膣はゆるめずにキュン～っと
キープします。

④ 次に息を吐くときに同時に引き締めていた
膣をゆるめ脱力します。

プログラムの提案としては、

この膣をキュンと７回引き締めるのを
３セット行ってみましょう。

それが終わったら今度は、
３回を、もっとゆっくりと時間をかけて
引き締めます。

このとき、膣をお腹のところまで引き上げて
いくようなイメージ
(あるいは…白い光が膣から入って
お腹のところまで入ってくるようなイメージ)
で中層の方の筋肉にも
効かせていくようにします。
こちらも３セット。

そして、最後に１回だけ長く引き締めます。
これは「きゅ～～～～～ん」と最初は
一番低い声から、
だんだんと一番高い声になるまで、
息が続く限り引き上げていきます。
膣が引き締まっているだけでなく、
あなたのカラダの中心を通って…
首を通って…頭のてっぺんまで抜けてしまう
そのようなイメージで行います。

７回・３回・１回どのバージョンも、
「きゅ～ん」と言っている間は、
ずっと膣は引き締めたまま、
次の息を吸うまでキープです！

最後その息を吐くと同時に、
膣もゆるめて脱力します。

これをやるだけで、身体が内側から
ぽかぽかしてきたり、
心がスッキリと抜ける感覚を
感じられたたりするはずです…！

「ちょっとストレス感じてるな」とか
「心の疲れが溜まっているなぁ」と
感じるときは、この膣キュン体操の、吐く息を、
あなたの中にあるドロドロの感情を
吐き出すようなイメージで行います。

逆に吸う息は、キレイな澄んだ空気が
肺一杯に入ってくるイメージで行ってみましょう。

膣キュンは、膣を引き締めるだけでなく、
ゆるめることも、また
心を整える効果もあるのです♪

最後にしっかりと脱力しきることが
ポイントです。